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こしばがご挨拶

どこでもだれとでも

おいしいとは思っていません。


いわゆる「おいしい」は土台で

そこになにかがプラスされることで

本当の「おいしい」になると思います。

そう思うのはきっと

ここの「空気(と称します)」は「なにか」を持っていて

それは「土地」的観点からみてもそうだと考えられるから。


だから、

もちろん演出の施された食体験は楽しいし最高で大好きです。


それでもやっぱり私にとって

「食べる飲む」は日常のことで。

いちばん身近で手軽にしあわせを感じる

「出来事」だと思います。


その「日々の少ししあわせな出来事」を

だれかに届けるには

やっぱり

この土地がよいと思ったのです。


ふべんで

しずかで

草だらけ。

なんにもなくて

何かが起こりそうな場所。



この場所に来るまでは

人によっては一苦労です。

一人で来る時は

本当にあるのか不安になるし、

二人で来る時は

道のりが長すぎて沈黙に耐えられなくなることがあるかもしれません。


それでも周りの景色は絶えず動き、

もう2度と見ることのできないものかもしれません。

道中だって大切な

日常を幸せにするものの一つです。


そもそも私が

「食べる飲む」ことに喜びを見つけられなくなってから

再び幸せを感じられたのは「コーヒー」でした。

だから私はコーヒーをもっと知りたいと思うし、

そこに終わりを設けず、向き合いたいのです。


ちょっとしあわせで

少しだけ日常を変える

出来事になったなら幸いです。


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